令和3年度「コミュニティ通訳ボランティア講座(オンライン)」を実施しました!
- 公開日:2021年08月25日
8月21日(土)に「コミュニティ通訳ボランティア講座(オンライン)」を実施し、通訳・翻訳サポーター登録者の方など25名に受講していただきました。新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から、初めてオンラインでの実施となりました。
多言語コミュニティ通訳ネットワークの共同代表である飯田奈美子様を講師にお招きし、通訳倫理を中心としたコミュニティ通訳の基礎知識を学びました。ケーススタディでは、通訳の対応事例に基づき、倫理規定と照らし合わせながら、コミュニティ通訳者として適切な行動や対応についてグループで考えました。
参加者からは、「通訳としての経験はまだまだ少ない中で、何が問題となるか、またその指標について教えていただいた。」、「コミュニティ通訳という言葉からは、日常的な簡単な会話通訳と理解しがちだが、本講座を通して通訳者の役割、特に倫理規定の順守ということが非常に大切であるということを再認識した。」等のご感想をいただきました。
大変豊富なご経験と知識に基づきコミュニティ通訳についてご教授いただきました講師の飯田様、そしてご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!
*コミュニティ通訳とは? 日常生活の様々な場面(行政窓口・教育・医療・福祉・各種相談・市民交流活動等)での通訳。言葉だけではなく、文化(制度の違い等)の橋渡しを行い、地域で暮らす外国籍住民が円滑なコミュニケーションができるよう支援します。 |
*山口県の在住在国人人口は17,279人(2020.12現在、法務省在留外国人統計より)で増加傾向にあります。その中で、日本語が分からないために公的サービス等にアクセスできない外国人住民の方からの相談を「やまぐち外国人総合相談センター」にて数多く受けております。当協会では、年間を通して、通訳・翻訳ボランティアとして活動いただく「通訳・翻訳サポーター」を募集しています。ぜひお気軽にお問い合わせください。 |
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