多文化共生の推進
「多文化共生」とは、国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的ちがいを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、地域社会の構成員として共に生きていくことです。(総務省:2006年「多文化共生の推進に関する研究会報告書」より)
県内の外国人住民は令和4年12月末時点で17,394人(法務省:「在留外国人統計」)と、年々増加し、その国籍も多様化しています。人口減少・少子高齢化が加速する中、多様な背景を持つ人々が活躍できる社会の実現に向けて、当協会では多文化共生の推進を重点項目として位置づけ、各種事業を展開しています。県民の皆さまのご理解とご協力をお願いします。
関連リンク
- 多文化共生の推進[総務省]
- 出入国在留管理庁ホームページ[出入国在留管理庁]
- 日本語教育[文化庁]
- 帰国・外国人児童生徒教育情報[文部科学省]
- 多文化共生[一般財団法人自治体国際化協会(CLAIR)]
- 山口県国際課ホームページ[山口県]
やさしい日本語
「やさしい日本語」とは、普通の日本語より簡単で、外国人に分かりやすいように配慮した日本語のことです。1995年の阪神・淡路大震災の際に外国人に必要な情報が届きにくかったことから提唱されました。現在は外国人だけではなく、子どもや高齢者、障害のある方にも配慮した情報伝達の手法として注目されています。
日本で暮らす外国人住民の共通語は「日本語」です。ぜひお近くの外国人の方と「やさしい日本語」でコミュニケーションをしてみましょう!
※当協会では「やさしい日本語」を普及するため、「やさしい日本語講座」を県内各地で開催しています。講座のスケジュール等の詳細はお問合せください。
【やさしい日本語の例】
- 土足厳禁 → 靴を 脱いで ください。
- 大雨に警戒してください。 → たくさん 雨が 降ります。気を つけて ください。
- 公共交通機関でお越しください。 → 電車
や バスで 来て ください。
【やさしい日本語のポイント】
- 伝える情報を選択し、必要に応じて補足説明をする
- 一つの文をできるだけ短くする
- 難しい言葉は簡単な語彙に書き換える
- あいまいな表現は避ける
- 文末はできるだけ統一する
- 漢字にはすべてルビを振る
- カタカナ用語はできるだけ使用しない
- 写真やイラスト等を活用する 等