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活動報告

多文化共生国際カフェ(タブカフェ)インドネシア「ワンダフル!インドネシア」を開催しました!

  • 公開日:2018年04月21日

4月14日(土)に新年度最初の講座として、多文化共生国際カフェ(通称:タブカフェ)インドネシア「ワンダフル!インドネシア」を開催し、当日は35名の方にご参加いただきました。講師はインドネシア第二の都市スラバヤのご出身で、山口大学大学院東アジア研究科のチ二ンタ・アプリナさんです。

 

前半は地理・文化・教育制度をテーマにお話しいただきました。インドネシアは大きく西・中央・東の地域に分けられ、17,000以上の島々があり、インドネシア国内だけでも3つの時差があるそうです。インドネシアの文化として、ガムランという打楽器やバティックという布地、無形文化遺産として登録されたサマン・ダンスという踊りなどについてもご紹介いただきました。また、インドネシアの教育問題として、子どもの就学率が日本に比べて低いことや、子どもの喫煙の問題があるというお話もありました。インドネシアではイスラム教徒のための学校と一般の学校があるという点も印象的でした。

 

後半はインドネシアのラマダン(断食)明けのお祭りや、イスラム教の紹介をしていただきました。イスラム教徒の方が食べられない食材(豚・豚由来の製品・アルコール・調味料等)や1日5回の礼拝の仕方について、左手は不浄の手として右手を優先的に使うことや、イスラム教徒の人には犬を近づけない方が良いことなどを教えていただきました。イスラム教徒の方は、日本のスーパーなどで商品を買う時に食品の成分を確認するのが大変なことや、外食がなかなかしにくいという困りごとがあるそうです。

 

最後に、「私が見た日本」というテーマで、日本とインドネシアの共通点(納豆・焼き鳥・焼き飯に似た食べ物があること)やチ二ンタさんの日本の印象(お祭りが多い・四季がある・アニメ・安全な国というイメージ)などについてご紹介いただきました。

 

休憩の時間には、インドネシアのエビのスナックと、インドネシアでよく飲まれるグァバジュースを皆さんに味わっていただきました。エビのスナックはハラル認証のお菓子(イスラム法上で食べられることが許されている食品)をご用意しました。

 

今年度も世界各地の美味しい飲み物やお菓子をご準備して、県内各地でタブカフェを開催していきますので、ぜひご参加ください。

 

国際交流協会の賛助会員(年会費2千円)にご入会いただくと、タブカフェの講座は無料でご参加いただけます。賛助会員の入会については当協会のホームページをご覧いただくか、国際交流協会までお気軽にお問合せください。

 


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