多文化共生国際カフェ(タブカフェ)「美しい国ロシアの魅力を満喫しませんか!!」を実施しました!
- 公開日:2017年09月08日
8月19日(土)にタブカフェ(多文化共生国際カフェ)ロシア「美しい国ロシアの魅力を満喫しませんか!!」を長門市の共催で開催し、25名の方にご参加いただきました。
会場は長門市物産観光センター2階会議室で、講師は山口日露交流クラブ代表の上田エカテリーナさんです。
前半は、ロシアの人口、面積、歴史、国旗などをクイズ形式で質問をしながら、話していただきました。ロシアのお正月は1月17日で、年が変わるとまず大統領の演説のテレビ放送をみんなで見るお話や、国土が広いため時差があるので新年が何回もやってくるお話など、日本と違ったお正月の楽しみ方を知りました。
ロシアの言語について、ロシアでは160の民族があり、100の言語があるそうです。キリル文字の由来について、もともと文字がなかったために、ヨーロッパから持ち帰ったアルファベットの本が濡れてくっついてしまったため、反対になったりくっついてしまったような文字になったという説のお話やロシア人の名前についてのお話などとても興味深いお話に引き込まれていきました。
ロシアの食についてのお話など盛りだくさんのお話を聞いたところで休憩に入りました。
休憩では、ロシアのチェブラシカのキャラクターの包み紙のアーモンドチョコとマカデミアナッツチョコを、長門市にご提供いただいたロシアの紅茶(プリンセス・ヌリのブラック・カラントティー)に長門産のイチゴジャムを入れたロシアンティーとともに、皆さんに味わっていただきました。
後半は、プーチン大統領の話題で、今のロシアはプーチン大統領のおかげで生活が豊かになったことで、7~8割のロシア国民がプーチン大統領に感謝していること。女性の結婚したい男性のNo.1でもあることなど、若いときの写真を交えてお話をしていただき、日本ではあまり報道されないプーチン大統領の一面を知ることができました。
最後は、ロシアの夏の首都とも呼ばれているソチの話で、サファリがあり水族館があり、温泉がありと、山口県とよく似ている環境であるというお話や、スキーもできて泳ぐこともできるロシアのリゾート地であることなど、魅力的なソチのお話をしっかりと伺い、講演が終了となりました。
質問コーナーで、ロシアを訪問するには観光ビザをとらなければならないことや、食べものの質問にロシアではかき氷のような冷たい食べ物は食べないということを教えていただきました。学校は小学校から高校までが一つになっていて、朝食が無料で提供されていることも新鮮でした。また、ロシアでは文学への意識が高く、本を読む習慣が根付いていて、家庭にたくさんの書物があることがステータスになっていて、学校の授業では言語と文学の授業が分かれているということでした。
あっという間に2時間が過ぎてしまい、最後に皆さんで記念撮影をしてすべてが終了しました。
今回、素敵なお話をしていただいた、エカテリーナさんに心から感謝とお礼を申し上げたいと思います。また、ご協力をいただいた長門市に心からお礼を申し上げます。
今後もタブカフェは県内各地で開催していきます。皆様のご参加をお待ちしています。