タブカフェ(フランス)「フランスのユネスコ世界遺産をめぐって」を実施しました!
- 公開日:2016年11月25日
11月19日(土)に県立美術館の特別展「もうひとつの輝き 最後の印象派」展に併せて、美術館と共催で多文化共生国際カフェ(タブカフェ)フランス「フランスのユネスコ世界遺産をめぐって」を開催し、65名の方のご参加がありました。
今回の講師は、東亜大学フランス語非常勤講師のドルベ・ファブリス氏です。
前半は、ドルベ氏の美しいフランス語と奥様の通訳で、現代のフランス語の状況及びフランスの基本的な情報について、資料や写真を元に詳しく説明をしていただきました。オリンピックの公用語がフランス語である事の成り立ちや、歴史についてもお話ししていただきました。
休憩の時間には、フランスのガレット(クッキー)とコーヒー等を用意し、特にガレットは、皆さんに大変好評でした。
後半は、ユネスコ本部のお話しから1978年から始まった世界遺産登録のお話。それに併せて、モンサンミッシェルを初めとするフランスの世界遺産についてお話していただきました。熱のこもった詳しい説明で、時間が足りなくなってしまいましたが、ベルエポック期のお話と写真も手短にお話していただきました。
今回のタブカフェは、美術館との共催もあって、最後に斉藤副館長より、1900年に行われたパリ万博に出品された日本の西洋絵画を題材にその時代美術界の状況を日本洋画壇の状況と比べながらレオナルド・藤田に至るまでのお話をしていただきました。
更に、今回は美術館のご厚意で講演終了後、特別展観覧希望者のために斉藤副館長のギャラリトークと共に特別展を鑑賞していただきました。また、タブカフェ参加者全員に山口県立美術館限定「最後の印象派展」のハンカチのプレゼントを用意して頂きました。
今後もタブカフェは県内各地で開催していきます。
次回のタブカフェは、12月10日(土)光市で「世界のクリスマスはどんな様子?」を開催します。
皆様のご参加をお待ちしています!