『中華料理&文化講座』が終了しました♪
- 公開日:2015年12月24日
12月19日(土)に『中華料理&文化講座』の最終回を迎えました。
今回の文化テーマは「四川料理はなぜ辛いの?」です。世界的にも辛味で有名な四川料理ですが、「吃在中国,味在四川」(食はやはり中国、味はやはり四川)という諺があるように、中国でも人気の料理です。辛い理由には気候が影響しているという説があります。四川の成都は盆地で湿気が多いことから、唐辛子に含まれるカプサイシンなどの効果によって発汗し、健康を保つ云われがあるそうです。
最終回は、四川料理で代表される「麻婆豆腐」を作りました!普段日本の家庭であまり見ない「豆鼓醤」(トウチジャン)や「豆板醤」(トウバンジャン)「花椒」(カショウ)中国の醤油(生抽)などを使用し、本場の味を再現することができました。「いんげんの和え物」には、胡麻でできた芝麻醤(チーマージャン)というタレをかけて美味しく頂きました。
中国の食文化を知ることを通して、中華料理は気候や健康など、先人たちの知恵や工夫が反映されている料理なのだということを感じることができました。
本年度行う外国文化講座は、今回で最後となりました。ご参加いただいた参加者の皆さま、本当にありがとうございました。来年度の外国文化講座もどうぞよろしくお願いいたします。
そして、講師の段さん、美味しい中華料理と興味深い食文化について教えて下さり、ありがとうございました!