日本語教室、行って、見て、聞いてきました! ♯2「NPO法人にほんごコミュニティ」
- 公開日:2025年07月29日
今回は、「NPO法人にほんごコミュニティ」が下関市で開講している地域日本語教室に行ってきました。
毎週月曜日18:00~20:00に、しものせき市民活動センターで開講しています。
教室は4つのコース(入門、初級、初中級、中級会話)に分かれています。
入門から初中級はテキストを使って、中級会話は対話交流で学習を進めています。
訪問した日は、日本人支援者が一般の方々の他に近隣の大学の先生や学生もいてにぎやかで、かつ手厚い支援がされていました。初級クラスは、ほぼマンツーマンでしたが、サポートにつくときは同じ人に繰り返しつくことがないよう工夫されていました。外国人学習者の皆さんも、積極的に質問したり、真剣に考えていたり、熱心な授業風景がありました。
ファシリテーターをしている理事長の杉原さんによると「“教える”のではなく“導く”、“スタディ”ではなく“トレーニング”であることを心がけています。」とのこと。多文化共生のゼミで日本語教室に初めて来たという見学者の大学生や、初中級クラスで日本語教師の資格取得の実習に向けた模擬授業をし、「日本語学校と違う学習者層なのでとても勉強になる。」という担当講師もいて、外国人だけでなく、日本人にとっても“導かれ”“トレーニングできる”場として開かれていました。
次週の最終回が七夕のイベントだったそうで、お披露目する歌の練習で皆さん活気づいていました。クラスに限らず様々な活動を、コミュニティのメンバー全員で作り盛り上げていらっしゃいました。
秋期からの日本語教室は、9月1日からスタートするそうです。
七夕の様子等、「NPO法人にほんごコミュニティ」について知りたい方は、こちら。
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