令和6年度第1回やまぐち多文化共生推進パートナー意見交換会に参加しました!
- 公開日:2024年07月27日
山口県では、多文化共生に向けた地域づくりの取組の一環として、令和5年度より外国人住民と山口県・県内各市町・(公財)山口県国際交流協会等との関係機関の橋渡し役を担う「やまぐち多文化共生推進パートナー」制度がスタートしました。
7月23日(火)にやまぐち多文化共生推進パートナー8名の皆さんによる意見交換会が山口県庁で開催され、協会スタッフもオブザーバーとして参加しました。
<やまぐち多文化共生推進パートナーの皆さん>
松浦 和子 さん(NPO法人ほうふグローバルネット)
石井 由利子 さん(しものせき国際交流ねっと)
岡 孝則 さん(国際交流ひらかわの風の会)
チャン ティ ホアイ タン さん(ジェー・エム・エス協同組合・ベトナム出身)
明英 さん(自営業・中国出身)
マイケル シドニー さん(山口県国際交流員・米国出身)
翟淑君 さん(下関食品流通協同組合・中国出身)
中島 エバ さん(国際交流ボランティア・メキシコ出身)
大田 ナム さん(株式会社Betoyama・ベトナム出身) ※欠席
スミアティー さん(インドネシア語通訳・翻訳者・インドネシア出身) ※欠席
ウィルソン ジョアナ さん(美祢市国際交流員・英国出身) ※欠席
下関地方気象台の職員の方から下関地方気象台の取組等について説明を聞いた後、今回は「災害・防災情報」をテーマに意見交換が行われました。(ファシリテーター:畑中 千尋 さん)
○ 携帯電話の言語設定とは関係なく避難情報のエリアメールは日本語で届くため、日本語が分からない友人からこれは何かと質問が来る。
○ 団体のメーリングリストを活用して、留学生に英語で災害情報を送っている。
○ 避難の場所が分からない。避難訓練をする時は、実際に歩いてその建物を見せた方がいい。
○ 避難場所となる公民館で行政が防災教室を開催してほしい。実際に行かないと分からない。
○ 昨年度開催された防災訓練には、実習生と自治会の方が参加した。非常時の食事の作り方が好評だった。防災訓練に参加して、何か準備しておこうという気持ちも高まったと思う。
○ 民生委員の中に外国人が居たら助ける側になれると思う。留学生を岩国市の防災学習館に連れて行くバスツアーを企画している。
○ 災害時に情報を伝えるために、日頃からSNSなどで伝えるルートがないといけない。普段から繋がりがあるといい。
○ 人と人との絆を強くすることが大事。
○ 「避難指示」の情報が出ても、災害について詳しい知識がないと自分で避難の判断ができない。
○ 地震に慣れていない外国人も多く、以前、震度山口県で3や震度4の地震があった時にとても驚いていた。
○ 防災グッズが展示してあるのはいいと思う。リストが紙に書いてあっても分かりにくいので、イラストや写真で見せた方が良い。
○ 山口県国際交流協会が防災グッズを貸し出しているので、訓練で見せたらいいと思う。起震車など、体験し てもらうことが第一。
○ 防災教室というとあまり参加してもらえないので、食べ物など、楽しいことと組み合わせて開催したらいいと思う。