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活動報告

令和6年度「多文化共生講座(周南市)」を開催しました

  • 公開日:2024年07月12日

7月6日(土)に周南市役所で「多文化共生講座」を開催しました(主催:周南市・山口県国際交流協会)。当日は周南市内を中心に、県内各地から37名の方にご参加いただきました。講師は、NPO法人多文化共生マネージャー全国協議会 副代表理事 髙木和彦さんです。

前半は、「未来への一歩~地域から進める多文化共生~」と題し、髙木講師にご講演をいただきました。日本における人口推移や山口県・周南市の外国人住民数のデータなどを参照しながら、外国人が抱える3つの壁(ことばの壁・制度の壁・心の壁)と3つの壁を取り除くために必要な取組、他県の先進事例などをご紹介いただき、なぜ今地域で多文化共生の推進が必要かということについて、理解を深めることができました。

後半は、「地域で多文化共生を進めるために、私にできること、みんなでできること」をテーマに、各グループで話し合いました。「学校を利用して外国人との交流の場を作る」、「翻訳アプリを広める」、「笑顔で仲良く接する」、「外国の人と地域の人が集まれる場所を増やしていく」、「日本語を勉強したい人に情報を伝える」、「親子支援をしたい」、「やさしい日本語を使う」等、たくさんのアイデアが出ました。

受講者の方からは、「多文化共生の実現には一人一人の意識と、相手を知ろうとすることが大切だと感じた」、「グループワークで関心のある人とつながることができた」、「自分たちで身近な場所からできることがあることが分かった」、「同じ思いの人がたくさんいるということを知った」等のご感想をお寄せいただきました。

山口県の外国人住民数は19千人を超え、過去最多となりました。ぜひ多くの方に多文化共生の地域づくりに関わっていただけると嬉しいです。


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