地域日本語教育連携・情報交換会を開催しました
- 公開日:2024年02月28日
山口県国際課・(公財)山口県国際交流協会の主催により、2月19日(月)に山口市小郡ふれあいセンターで「地域日本語教育連携・情報交換会」を開催しました。地域日本語教室・地域日本語教育コーディネーター・市町多文化共生担当課・県国際課・山口県国際交流協会の連携を促進することを目的に開催しましたが、当日は41名のご参加がありました。
最初に、講師である土井佳彦様に「これからの日本語教室~誰のため、何のため~」と題し、ご講演をいただきました。国の施策や動向に関する情報提供や、「Wants(本人の希望・要望)とNeeds(客観的な必要性)の違い」、「手段と目的の違い」等についてお話しいただき、参加者がそれぞれの立場から、日頃の教室運営や課題について振り返る機会となりました。
後半は、グループに分かれて意見交換を行いました。教室の広報、若い世代の巻き込み方、ゼロ初級レベルの学習者への対応、教室と行政の役割分担、行政による予算確保の仕方など、各グループで熱心な話し合いが行われました。
参加された方からは、「講演では客観的に教室を分析する視点が得られた」、「他地域・教室の状況を伺うことができ、自分たちの教室に活かせることがあるように感じた」、「行政の方と教室課題を一緒に良くするための話し合いをしたいと思った」、「自治体によってさまざまな課題があることを再認識できた」等のご感想をお寄せいただきました。
様々な情報提供や有益なアドバイスをいただいた講師の土井様、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。