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活動報告

令和5年度「外国につながる子どもの日本語学習支援講座」(オンライン)を開催しました!

  • 公開日:2023年10月14日

9月16日(土)・930日(土)にオンライン(Zoom)で「外国につながる子どもの日本語学習支援講座」を開催し、50名の方にご参加いただきました。講座の講師は、NPO法人おおさかこども多文化センター受託 池田市在日外国人日本語指導支援事業 コーディネーター・日本語指導専門員の森典子さんです。

916日:外国につながる子ども支援の基礎知識

はじめに、山口県義務教育課の方に県の取組(山口県日本語教育支援体制整備事業)についてご説明をいただいた後、山口県国際交流協会等の取組(やまぐち外国人総合相談センターでの相談対応、通訳・翻訳サポーターの紹介、県内の日本語教室の情報等)について紹介しました。

1回目の講座では、子どもの受け入れ時の対応や宗教を持つ子どもへの配慮、保護者対応等について講師にお話しいただきました。保護者を巻き込むことや、子どもの母語を大切にすること、子ども一人一人の背景を知ること等についてアドバイスをいただきました。

930日:日本語初期指導のアイデア

子どもの第二言語習得や学校内でできる日本語活動のお話の後、教材づくりのポイントや指導に役立つたくさんの情報をご教示いただきました。森先生が行う日本語指導では、子どもがストレスなく参加できることや、子どもたちが主体になることを心がけていらっしゃるそうです。講座の最後に、支援をする際の課題や工夫等について、グループに分かれて情報交換をしました。

受講者の方からは、「母語をしっかり身につけることが第二言語を習得するためにとても重要であることがよく理解できた」「子どもを中心において、寄り添い楽しむ雰囲気づくりが大切だと感じた」「児童に合わせた教材と指導を考えていきたい」「山口県の取組の動向が興味深かった」等のご感想をお寄せいただきました。

県内各地から多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。


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