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活動報告

令和4年度「外国につながる子どもの日本語学習支援講座」を開催しました!

  • 公開日:2022年09月30日

8月24日(水)、93日(土)、917日(土)に「外国につながる子どもの日本語学習支援講座」をオンラインで全3回開催し、73名のご参加がありました。

1回目は、「外国につながる子どもたちの教育の現在-子どもたちの成長を見据えてどのような支えをつくるか?」をテーマに、東京学芸大学 教育学部 准教授の南浦涼介先生にご講義をいただきました。「外国につながる子どもにはこんなにも課題がある」、「外国につながる子どもの教育は日本語指導から」、「学習言語の力がないから教科学習ができない」、「日本語ができないから考えることができない」といった様々な“ノロイ”を今日は解いていきましょうという南浦講師の問いかけからスタートし、学校での受入体制や子どもが参加しやすい授業づくりの視点、子どもの言語習得のプロセスなどについて、地域との連携を活かした山口県の中山間地域の学校での実践や他県での事例なども踏まえながらお話をいただきました。

講座のアンケートでは、「山口県内の実践例を紹介してもらったので、山口県でもできるのだと勇気をもらった。他の先生や地域を巻き込んでいくことの重要性にも気づかされた」、「言語を下げても認知を下げないという姿勢は、日々の授業づくりの大切な核になると思った」、「教科学習に参加することにつなぐ大切さが分かった」、「日本語教室・学校・教育委員会を含めて、地域全体で取り組む姿勢が大切だと感じている」等のご感想をお寄せいただきました。

2回目・第3回目は、とよなかJSLの田中薫先生に「子どもの日本語指導のポイント(日本語レベルの診断・指導計画・教材)」と「教科学習につながる日本語指導」をテーマにご講義をいただきました。講師の30年以上に渡る日本語指導の豊富なご経験や実践から、子どもの日本語レベルの見極め、指導計画の作成、初期・中級の指導方法、学習意欲を喚起する教材の工夫の仕方、教科学習につなぐための視点や効果的な教え方など、具体的な指導例をたくさんご紹介いただきました。

受講者の方からは、「日本語教育は日本語の指導だけではなく、教科指導や生活に関連して指導することが大切だと再認識した」、「教科と結びついた日本語指導の教案が素晴らしいと思った」、「設問に使われる同じ意味の言葉が意外に多く、このような些細なことでも学習が進まないことを知った」、「学校での指導に直結できる指導方法の基礎基本を教えていただいた」等のご感想をいただきました。

本県では日本語指導が必要な児童生徒等が年々増加しており、山口県国際交流協会では、通訳・翻訳サポーターの紹介、地域日本語教室や日本語ボランティアの紹介、日本語教材の貸出、地域日本語教育コーディネーターによる日本語学習支援に関する情報提供や助言、やまぐち外国人総合相談センターでの相談受付(20言語以上に対応)など、外国につながる子どもたちのサポートを行っています。外国につながる子どもたちへの支援についてお問合せやご相談等ありましたら、当協会までお気軽にご連絡ください。


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