令和３年度地域日本語教育推進事業（山口県委託事業）「日本語ボランティア入門講座（オンライン）」を全３回で開催しました♬
- 公開日：2021年10月02日
「日本語ボランティア入門講座」をオンラインで開催するのは初めてでしたが、県内広い範囲から45名の方にご参加いただきました。
第１回（8/28）と第３回（9/18）は、鳥取大学国際交流センター准教授の御舘久里恵先生を講師に迎え、「日本語ボランティアの役割とやさしい日本語でのコミュニケーション」「生活者としての外国人に対する学習支援の方法」について学びました。御舘先生には、様々な資料を用いて受講者が自ら考え、観察し、ポイントに気づくという、非常に具体的で実践的な講義をしていただき、主体的に学ぶことができました。「ことばの手当てをする」「教え込みに注意」「外国の方が自分で課題を解決できるようにサポートする」という先生の言葉が印象に残っています。受講者の方からは、「とても分かりやすい，充実したお話だった」「テキストによって同じテーマでもトピックが異なるため、地域に在住している外国人にあわせて使い分ける柔軟性も必要だと思った」「外国人支援者も日本人支援者と協働ができるといい」など、多様な視点からの感想も多くいただきました。
また、第２回（9/4）は、山口県内の４つの教室代表の方に、教室の様子についてご紹介いただきました。教室活動の写真も多く見せていただき、居住地から遠い教室に関しても知ることができました。「講座に参加するまでは、日本語教室はとても敷居の高いイメージでしたが、各地区の教室のリーダーの方のお話をお聴きして、私も出来ることから始めてみようと思った」や「それぞれの教室を主宰されている方の想いが直に伝わってきて心に響いた」と大変好評でした。
山口県内には11市に16の日本語教室があります。お気軽にお問合せいただき、ぜひ学習支援へのご参加を検討いただければ嬉しいです。
