多文化共生講座(オンライン)を開催しました!
- 公開日:2021年01月28日
1月16日(土)に多文化共生講座(オンライン)を開催しました。
ほうふグローバルネット代表の松浦 和子さんを講師にお迎えし、22名の方にご参加をいただきました。
講座の中では、松浦さんが、ほうふグローバルネットや青年海外協力隊山口県OB会を通して行っている活動のことや、課題の共有、また今後必要となってくる支援の形についてお話をしていただきました。
地域の外国人と繋がるために、最初はアパートを訪問したり、技能実習生がいると聞いた会社を訪問してみたりと、まさに「動いた分だけ活動は広がる」というご自身の言葉の通りを実践していらっしゃる様子を垣間見ることができました。
一人の外国人の方と繋がることで、その後ろにいるたくさんの外国人住民との繋がりが持てること、また、会社や近所の人、日本語教室など、それぞれが役割分担をしながら繋がっていく必要があることなどをお話しいただきました。
講座の後半は、山口県に住んでいる技能実習生のカインさん(ベトナム)とインダさん(インドネシア)に、日本での生活のことなどをお話していただきました。ハラルフードが買えるお店がないなどの日本生活の困りごとや、お二人の将来の夢まで聞くことができました。
彼らの話を聞きながら、地域で見かける外国人住民は、単なる「外国人」ではなく、それぞれに生活があり、それぞれが様々な思いを持って生活しているのだということを、今一度思い起こすことができ、とても有意義な時間でした。
参加者の皆さまからは、「多文化共生のために何をどのように始めたら良いか、具体的に聞くことができて良かった」「技能実習生の生の声を聞くことができて良かった。見かけたら、声をかけていきたい。」というご感想をいただきました。
講師の松浦さん、カインさんとインダさん、講座にご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
山口県国際交流協会では、今後も多様な背景を持つ人々が活躍できる多文化共生の社会の実現を目指して様々な事業を展開していきますので、引き続き皆様のご理解とご支援をお願いいたします。