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活動報告

令和2年度地域日本語教育推進事業(県委託事業)「やさしい日本語講座(オンライン)」を開催しました!

  • 公開日:2020年12月24日

12月8日(火)と12月19日(土)に「やさしい日本語講座(オンライン)」を開催し、8日は13名、19日は19名、計32名の方にご参加いただきました。

 当協会は県内各地で「やさしい日本語講座」を実施していますが、コロナ禍の中、初めてオンラインで「やさしい日本語講座」を開催しました。講師はNPO法人多文化共生リソースセンター東海 代表理事の土井佳彦さんです。

 講師から外国人に伝わりやすい「やさしい日本語」についてご講演をいただいた後、グループワークを行いました。言い換えの練習では、参加者同士で外国人役と日本人役になり、大事な情報をできるだけ分かりやすく伝えることを意識しながら会話の練習をしていただきました。書き換えの練習では、グループに分かれて、山口県内の市町が発行している広報誌の情報(例:年末年始の医療機関の受診、冬の一斉清掃、離乳食スタート講座、最低賃金のお知らせ等)をやさしい日本語に書き換える作業を行いました。

 参加者の方からは、「外国の方と話すときに、母語に訳すよりやさしい日本語で話した方が通じる点についてなるほどと思った」「お得な情報などプラスの情報は多言語化がされていないことは新たな気づきだった」「日頃からやさしい日本語への言い換えを考えてみたい」「やさしい日本語を使うことで外国人の方が“要配慮者”から“支援者”になるということが特に印象に残った」「役に立つので、行政機関の方にも受講して欲しい」等のご感想をいただきました。

講師からは参考となるサイトやツールもたくさんご紹介いただき、多くの学びがある講座となりました。

今後も当協会は「やさしい日本語」の普及啓発に努めてまいります。当協会のホームページ内に「多文化共生・やさしい日本語」のページを新設しましたので、以下のURLからぜひご覧ください。

山口県国際交流協会ホームページ「多文化共生・やさしい日本語」 https://yiea.or.jp/support/symbiosis/

 

 

 


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