地域日本語教育推進事業（県委託事業）「やさしい日本語講座（山口市）」を開催しました！
- 公開日：2020年11月04日
山口市と共催で１０月２９日（木）に山口市の鋳銭司地域交流センターで「やさしい日本語講座」を開催し、２５名の方にご参加いただきました。講師は、（公財）しまね国際センター 多文化共生推進課長 仙田 武司 氏です。
講座では、日本や山口県の外国人住民の状況、外国人住民が直面する３つの壁、やさしい日本語の活用例、やさしい日本語の具体的なポイント等について講師にご講演をいただきました。また、ワークショップとして、地域で実際に配布された回覧板の文章を「やさしい日本語」にする作業を参加者の皆さんに体験していただきました。短い時間でしたが、とても熱心にワークに取り組んでくださいました。
受講後のアンケートでは、「やさしい日本語を使って笑顔で明るく少しずつ話をすることで相手とちょっとした会話ができる」「日本語がこんなに難しいのかと改めて気づいた」「なるべく短く、はっきりと言うことが大切だということが分かった」「やさしい日本語は外国の人への“思いやり”なんだということがよく理解できた」等のご感想をいただきました。
今回の講座では、近年外国人住民が増加している山口市南部地域の自治会関係者の方にも多くご参加をいただきました。今後、「やさしい日本語」を通して、外国人住民と地域住民の方の交流や円滑なコミュニケーションがさらに広がっていくことを期待しております！
現在、１２月８日（火）・１２月１９日（土）に開催する「やさしい日本語講座（オンライン）」の参加者を募集中です。ワークショップを交えながら、ZOOMで楽しく「やさしい日本語」について学びます。ご関心のある方はぜひお気軽にお申込みください。詳細は当協会ホームページ（https://yiea.or.jp/）をご覧ください。
