インターンシップ2020 in YIEA (後半)
- 公開日:2020年10月06日
前回のインターンシップに続き、9月24日から9月26日までの3日間、3名の大学生が山口県国際交流協会でインターンシップに参加してくれました。
3名は、「コミュニティ通訳ボランティア講座」や「日本語ボランティア入門講座」に参加したり、ビデオ学習を通して、多文化共生について考えたりしました。
和やかな雰囲気の中にも、学生たちの熱意を感じることができた3日間でした。
そんなインターンシップ実習生の方々の感想を紹介します。(抜粋・要約)^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
このインターンシップを通して、日本にいる外国人がどのような人たちで、どう困っているのか、どのように暮らしているかを知ることができました。1日目に学んだ「やさしい日本語」については、何が正解ということはなく、意識することが大切だと感じました。普段から、相手に「伝える」だけではなく、相手に「伝わったか」を意識していきたいと思います。3日目の「コミュニティ通訳ボランティア講座」では、マルバツ思考ではなく、自信を持って、笑顔で対応することの大切さを学びました。他の方の意見は財産であること、大人になっても相手を褒めることが大切であることを学び、その考え方をこれからにつなげていきたいと思いました。今回学んだことを活かし、違いを認め合い、支え合う関係を持って暮らしていきたいです。
(山口大学3年 奥野 太貴)
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3日間を通して、国際交流を考える上で要となる多文化共生とはなにか、情報のアンテナを張ることの大切さ、地域課題をどのように考えるべきか、また地域日本語教育についてなど、たくさんのことを学びました。CIRの方との話し合いでは、自分では考えたこともなかった意見を聞き、外国人の方の実際の意見を聞くことの大切さを実感しました。これからは、同じグループ内で考えるだけではなく、様々な背景を持つ人々との話し合いを通して、地域活性化の課題について、自分なりの答えを見つけていきたいと思います。また、日本語教育についても、今まで知らなかった「地域日本語教育」について学ぶことができました。今回学んだことを基に、より良い国際交流とは何かをしっかり考えていきたいと思います。
(山口県立大学2年 隠崎 なお)
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今回のインターンシップを通して多くのことを学びましたが、特に「やさしい日本語」「青年海外協力隊」「技能実習生」「多文化共生」の4つが印象に残っています。「やさしい日本語」の話を聞き、日本も少しずつ外国人に対する考え方が変化していることを実感しました。日本人にとっての「当たり前」が外国人にとっての「当たり前」にならないことや、多文化共生は、外国人に対する支援という一方的な考え方ではなく、地域住民と一緒に、お互いに助け合い協力することが大切であると学びました。今回学んだことを活かし、残りの大学生活を有意義なものにしたいです。そして、将来はインドネシアと日本(山口県)の架け橋になるような仕事ができるように頑張りたいと思います。
(梅光学院大学3年 豊嶋 有紗)
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