インターンシップ2020 in YIEA (前半)
- 公開日:2020年09月25日
9月10日から9月12日までの3日間、4名の大学生が山口県国際交流協会でインターンシップにチャレンジしてくれました。
4名は、「外国人住民等相談窓口対応研修会」や「日本語ボランティア入門講座」に参加したり、県の国際交流員とのワークショップを通して、山口県に住む外国人の課題やその解決策について考えたりしました。
講座のお手伝いやワークショップに、とても積極的に取り組んでくれました。
そんなインターンシップ実習生の方々の感想を紹介します。(抜粋・要約)^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
今回のインターンシップを通して、「やさしい日本語」と「多文化共生」の2つについて、深く考えさせられました。私の大学の留学生は、多くが日本語でのコミュニケーションに支障がないため、いつも通りの日本語で会話をしています。しかし、今回「やさしい日本語」について知り、私の“当たり前”が、“当たり前”ではない人が多いのだと気づかされました。また、「多文化共生」についても、「外国人支援」という考えではなく、日本の社会は多くの外国人に支えられているのだと再確認しました。今回のインターンシップに参加したことで、改めて自分のやりたいことを再確認し、グローバル化に対する視野が広がりました。
(梅光学院大学3年 芦沢 百音)
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この3日間での講座の手伝いや、CIRの皆さんとのワークショップは、どれもとても貴重な経験であり、将来自分がしたいことがぎゅっと詰まったような3日間でした。また、今回のインターンシップを通して、将来の方向性が見えたことも、私にとって、とても大きかったです。今回、優れた能力や専門知識、海外経験の必要性も感じたため、これから数年かけて、知識や経験を積み重ねた上で、国際交流や国際協力に係わる職に就きたいと思います。この度のインターンシップを通じて学んだことを最大限に活かして、社会に貢献できる人になりたいです。
(山口県立大学2年 岡田 奈々)
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このインターンシップを通して、国際交流・国際協力は国内でも出来るということを学びました。「やさしい日本語」についても、最初は簡単だと思っていましたが、実際に体験してみるとなかなか言葉が出てきませんでした。普段、技能実習生に日本語を教えていますが、学習者と日常会話をする機会は少ないので、新しい発見でした。インターンシップに参加するまでは、山口県で行われている「多文化共生」のための活動についてあまり知りませんでしたが、今回の学びを通して、国際交流や国際協力に携わるため、具体的に何が出来るのかを考えることができました。大学生だからこそ出来る活動を模索していきたいと思います。
(山口県立大学3年 古戝 沙季)
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私は、日本語教員の勉強をしているため、今回のインターンシップは新たな発見があり、とても実のある時間でした。地元やバイト先で見かける外国人の方々は、様々な理由で日本語を十分に学ぶ機会を得られないのではないかと思います。そのような中で、今回のインターンシップで何度も触れられた「やさしい日本語」を意識することが重要であると感じました。また、JICAの青年海外協力隊についても、強く興味を持ちました。将来その活動に関わるために、日本語教室の活動などに積極的に参加し、経験を積んで、知識も増やしたいです。今回のインターンシップを通して、自分がやりたいことや目標を見つけることができました。
(梅光学院大学3年 山本 里穂)