平成30年度コミュニティ通訳ボランティア講座を実施しました!
- 公開日:2019年02月07日
1月26日(土)、岩国市との共催による「コミュニティ通訳ボランティア講座」を実施し、通訳・翻訳サポーター登録者の方など、約35名(見学者含む)の方に受講していただきました。
NPO法人多言語センター理事長の吉富志津代氏を講師にお招きし、講義とグループワークを行いました。
前半は多文化共生とコミュニティ通訳の基礎知識についてご講義いただき、コミュニティ通訳・翻訳とは何か、チェックポイントや分野別の事例について学ぶことができました。
後半ではグループワークを行い、山口県国際交流員(英語・中国語・韓国語)と岩国市の専属通訳の方にサポートに入っていただきました。
実際に岩国市の窓口で配布される行政・教育・医療にかかる手続きの書類を教材として、外国人住民に情報を提示する際に事前に準備すべきことや通訳にあたって留意すべきこと、書類の改善点等を話し合い、発表しました。コミュニティ通訳を行うにあたって必要な対策と対応について具体的に学ぶ機会となりました。
豊かなご経験に基づきコミュニティ通訳についてご教授いただきました講師の皆様、そしてご参加いただいた参加者の皆様、本当にありがとうございました!
☆来年度も通訳・翻訳サポータースキルアップ講座の実施を予定しております。
*コミュニティ通訳とは?
日常生活の様々な場面(行政窓口・教育・医療・福祉・各種相談・市民交流活動等)での通訳。言葉だけではなく、文化(制度の違い等)の橋渡しを行い、地域で暮らす外国籍住民が円滑なコミュニケーションができるよう支援します。
*山口県の在住在国人人口は15,833人(2018.6現在、法務省在留外国人統計より)で増加傾向にあります。その中で、日本語が分からないために公的サービス等にアクセスできない外国人住民の方がいらっしゃいます。山口県国際交流協会では、年間を通して、通訳・翻訳ボランティアとして活動いただく「通訳・翻訳サポーター」を募集しています。ぜひお気軽にお問い合わせください。