インターンシップ2019 in YIEA (前半)
- 公開日:2019年09月06日
今年の夏も、3名の大学生が山口県国際交流協会でインターンシップにチャレンジしてくれました。
3名は8月27日~8月29日で、「外国にルーツを持つ子どもの支援講座(基礎編)」に参加したり、ワークショップを通して「外国人住民のために役立つ生活支援ガイドブック」の内容について考えたりしました。
そんなインターンシップ実習生の方々の感想を紹介します。(抜粋・要約)
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3日間のインターンシップを通して、協会は地域住民と地域に住む外国人をつなぐ役割や、外国人をあらゆる方面から支援したり専門機関につないだりする役割を担っていることを知ることができました。特に印象的だったことは、外国人住民に対する災害時の情報提供には、まだまだ課題があるということです。実際に国際交流員の方々のお話を聞き、そのことを実感しました。今回のインターンシップで多くのことを学び、とても貴重な体験となりました。この3日間で学んだことを、今後の学びに生かしていきたいです。
(山口県立大学2年 東 久美子)
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山口県で20年近く過ごしてきて、昔よりも外国人が多くなっているのを、普段の生活から感じていました。外国人の増加に伴い、日本語の指導が必要な子どもも増えています。しかし支援が行き届いているとは言えず、地域がこのような問題に取り組んでいかなければならない現実を知りました。また、「やさしい日本語」という発想が今までの自分にはなく、全て外国語で説明するだけでなく、日本語で伝えることもできるのだと知りました。この3日間は、とても大きな経験でした。
(広島大学1年 近藤 妃奈乃)
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日本語教室やペルー研修員、国際交流員との交流は、普段なかなかできないような体験ばかりで、外国人に日本語を教える手伝いをしたり、山口の良い点、悪い点、困ったりすることなどを直接聞くことができました。自分も、まだまだ日本語や日本の文化・社会を客観的に見ることについて不足していることを実感させられました。日本での日常を当たり前だと思っていると絶対に気づけないような点にも気づくことができ、本当に収穫の多い交流でした。
(山口県立大学2年 福元 なつ)