外国人住民のための冠婚葬祭マナー講座を実施しました!
- 公開日:2019年09月20日
9月14日(土)に外国人住民エンパワメント事業「外国人住民のための冠婚葬祭マナー講座」を山陽小野田市と共催で開催しました。
英国、中国、ベトナム、フィリピン、ブラジルの5ヵ国から28名が参加し、山陽小野田市国際交流協会が主催で行っている多文化共生サポーター講座のコーディネーター1名及び受講者2名と山口県国際交流協会のインターンシップ生に講座の見学及びサポートを行っていただきました。通訳には、県国際交流員(ロシア、中国)と当協会の通訳・翻訳サポーター(ベトナム)にお越しいただきました。
当協会の取り組みを紹介し、外国人住民の方に役立つ情報を共有しました。
講座の講師は、小野田日本語教室代表の芝﨑理恵さんです。やさしい日本語を使ったり、映像を観たり、実物をご用意いただいたりと、大変分かりやすく説明してくださいました。
はじめに日本の結婚式とお葬式について説明がありました。主に仏式、神式、キリスト教式があることを知り、服装や持ち物、その他に役立つマナーについて学びました。
ワークショップでは、結婚式の招待状の返信はがきや祝儀袋、不祝儀袋の書き方を練習し、それぞれの挨拶やお焼香の作法を体験しました。
最後に、参加者の出身国の結婚式やお葬式について情報交換を行い、日本のマナーと比較しました。ベトナムの結婚式では黒い服を着てはマナー違反になること、フィリピンのお葬式では賑やかに過ごす場合があるなど、各国の様々な冠婚葬祭の様子を共有しました。
参加者からは、「結婚式に参加する予定があるためとても役立った」「日本にはたくさんのマナーやルールがあり、過去にお葬式に行ったときに分からないことが多かったため、もっと早く知りたかった。」等のご感想をいただきました。
来年度も外国人住民の方に役立つ講座を実施する予定です。