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活動報告

インターンシップ2019 in YIEA (後半)

  • 公開日:2019年10月04日

8月の第一陣に続いて、大学生と大学院生の計4名が山口県国際交流協会でインターンシップにチャレンジしてくれました。

4名は9月12日~9月14日で、「外国人住民のための冠婚葬祭講座」に参加したり、ワークショップを通して「多文化共生社会の地域づくり」について考えたりしました。

そんなインターンシップ実習生の方々の感想を紹介します。(抜粋・要約)

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この3日間のインターンシップを通して、協会の活動と本当の「多文化共生」を勉強することができました。「多文化共生社会の地域づくり」のワークショップでは、外国人にとっての言葉の壁の大きさを感じたと同時に、言葉の壁を乗り越えても、文化の違いに悩まされている人が多くいることを知りました。「多文化共生」は一方が受け入れ支援をしているイメージでした。しかし、今回のインターンシップを通して、外国の方が住みやすい地域づくりをする中で、多くの外国の方の支えがあることを知りました。少子高齢化の日本であるからこそ、これからの日本の未来に「多文化共生」は必要不可欠だと思いました。

(至誠館大学3年 岡田 愛衣)

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インターンシップに参加する前は、自分がきちんとできるのかという不安がありましたが、それ以上に、インターンシップが終わった時に何を学んだかということが大切だと考えました。日本語という壁もありましたが、ワークショップ等のグループワークを通して、自分自身のコミュニケーション能力を向上させることができました。このインターンシップを通して、たくさんの学びはもちろんのこと、一緒にインターンシップに参加した3名、国際交流員、山口市で働いているベトナム人の方にもお会いしたりと、新たな出会いと人間関係の構築が実現できたことを嬉しく思います。

(徳山大学4年 グエン ハ タンラン)

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今回のインターンシップを通して、様々な仕事を経験し、大きく成長することができたと感じています。私がこのインターンシップに応募したきっかけは、自分自身が外国人のため、国際交流協会であれば何か関わりがあるのではないかと考えたのと、まだ日本に慣れていない外国人の力になりたいと思ったからです。国際交流員との交流では、それぞれの国の生活習慣の面白さと魅力を知りました。また「外国人住民のための冠婚葬祭講座」では、日本での留学経験はなく日本語が分からない中国人の方々に出会いました。そのような方々が、日本でどのように暮らしていくのか、心配する気持ちも芽生えました。

(山口大学院1年 曹 晴)

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この3日間を通して強く感じたのは「やさしい日本語」の重要性です。「優しい」と「易しい」の両方の意味を持つ「やさしい日本語」には正解がないため、どうすれば伝わりやすい日本語になるかを自分なりに考えることができました。外国人に向けての「やさしい日本語」を考えると難しく感じましたが、小学生にも伝わるような日本語と捉えることで考えやすくなりました。「やさしい日本語」をはじめ、外国人住民の現状と課題、改善点をより多くの人が認識し、それぞれが自分にできることを考えるだけでも、外国人住民に対する意識が変わってくるのではないかと感じました。

(山口県立大学2年 三村 真海)


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