山口県・山東省友好協定締結30周年記念黄河と泰山展 -中華文明の源と世界遺産-
- 公開日:2013年06月18日
2013年6月29日(土)~8月25日(日)
月曜日(7月15日[海の日]、8月5日、8月12日は開館)
9:00~17:00 (入館は16:30まで)
観覧料 |
一般 1,000(800)円、 |
*( )内は前売りおよび20名以上の団体料金です。
主催 |
・黄河と泰山展実行委員会 |
協力 |
・山東博物館 |
後援 |
・山口県教育委員会 |
[展覧会について]
本展覧会は、中国の象徴的自然資源である泰山と黄河に育まれてきた、山東省の悠久の歴史・文化を広く県民に紹介するものです。
古来山東省は、黄河文明の一端を担う大汶口文化、山東龍山文化といった高度な生産経済社会が発達するなど、華北の先進的地域として繁栄してきました。
春秋・戦国時代には日本にも多大な思想的影響を与えた、孔子をはじめとする多くの思想家を輩出しています。
また秦の始皇帝以来、歴代の皇帝は泰山(※1)で封禅の儀礼(※2)を行い、さらには孔子への畏敬の念から多くの宝物を孔家へ奉納してきました。
このような泰山は、やがて道教や仏教の信仰対象ともなり、中国の人々の心の支えとなって様々な思想や文化を生み出してきました。
泰山と黄河により育まれた中国文明を代表する文物、さらにはわが国への歴史・文化にも影響を与えてきた数々の作品を、山東省の悠久の歴史に思いを馳せながら、お楽しみいただけるものと思います。
※1 泰山…高さ1,545m(最高峰は玉皇頂)。世界遺産(複合遺産)
※2 封禅…封と禅に分かれた2つの儀式の総称。封は天に対する謝意。禅は地に対する謝意。
記念講演会
『黄河文明と世界遺産”泰山”の魅力』
講師 |
楊波 氏 (山東博物館副館長) |
日時 |
6月29日(土) 10:30~12:00 |
場所 |
当館講座室 聴講無料(定員80名 当日受付先着順) |
<お問い合せ先>
〒758-0074 山口県萩市平安古586-1
山口県立萩美術館・浦上記念館
Tel:0838-24-2400 Fax:0838-24-2401