世界青年徳山友の会
- 公開日:2009年12月01日
今回、当協会とほぼ同じかそれ以上の活動歴の国際活動団体を代表して、「世界青年徳山友の会」会長 茅原正春さんにお話をお伺いしました。
会の前身は、1969年に徳山市教育委員会が交流事業を開始し、ドイツと市内の青少年達が交流を始めた時に設立された実行委員会。茅原さんはその交流事業のホームステイを引き受けたことがきっかけで、活動に参加することに。その後1987年頃から、徳山での国際交流活動を続けていこうと「〜徳山友の会」と付けて活動されています。
「徳山友の会となってからの約20年は、地域の留学生との交流イベントなどの他に、文科省事業やJICAの事業を引き受けて活動しています。JICAの青年招へい事業は約15年引き受けました。
最初の受入は南太平洋12カ国混成の団。当時県内では外国人はまだ珍しく、ホームステイを引き受けてくれる方がいらっしゃるかどうか心配していましたが、蓋を開けてみると沢山の方から受入希望をいただき、嬉しい驚きでした。いつも青年達がやって来た初日と最後の日には、手作りの歓迎会とお別れ会を行っています。一品持ち寄りパーティで、100人くらい集まります。
受入上、大変だと思ったことはありません。10年以上前は通訳・翻訳のできる人探しに苦労しましたが、近隣企業の語学が堪能な方や、徳山高専の留学生に手伝ってもらい、いろいろな人達の協力で乗り越えることが出来たということが印象深い思い出です。
活動の継続の秘訣は、無理をしないこと、周りの方々からの協力をいただくことです。
将来的には、気軽に皆さんが参加できる活動を続けていくことを目指して活動していきたいです。
国際交流だけでなく、世代間交流も大事だと思っています。海外からのお客さんに対しても気後れすることなく、素敵なマナーで対応できる人づくりにも力を入れていきたいですね。」
ご自宅には、受入青年達からのお土産が沢山ありました。これもほんの一部だそうですが、まるでお店のようでした。さすが20年以上も活動されてきただけあります。協会も見習いたい秘訣が沢山ありました。
毎週木曜日に周南市で定例会を開催されていますので、興味のある方はぜひお問い合せください。