熱中症(ねっちゅうしょう)に 気(き)を つけましょう!
- 公開日:2018年07月20日
<熱中症(ねっちゅうしょう) とは?>
温度(おんど)と 湿度(しつど)が 高(たか)い 時(とき)、体(からだ)の 中(なか)の 水分(すいぶん)・塩分(えんぶん)[水(みず)・塩(しお)の 量(りょう)]の バランスが くずれたり、体温(たいおん)[体(からだ)の 温度(おんど)]の 調整(ちょうせい)が できなくなる 身体(からだ)の 不調(ふちょう)です。建物(たてもの)の 外(そと) だけでなく、部屋(へや)の 中(なか)でも なります。
<熱中症(ねっちゅうしょう)の 症状(しょうじょう)>
*軽(かる)い とき…めまい、立(た)ちくらみ[立(た)ち上(あ)がった 時(とき)に くらくらする]、筋肉痛(きんにくつう)、汗(あせ)が とまらない
*中(ちゅう)くらい の時(とき)…頭(あたま)が 痛(いた)い、吐(は)き気(け)、体(からだ)が だるい
*重(おも)い とき…意識(いしき)が ない、体温(たいおん)が 高(たか)い、声(こえ)をかけても 返事(へんじ)が ない、まっすぐ 歩(ある)くことが できない
<熱中症(ねっちゅうしょう)を 防(ふせ)ぐ ために>
■水分(すいぶん)を 取(と)る
○ のどが 渇(かわ)いている ときは、すでに 体(からだ)の 水分(すいぶん)が 足(た)りない とき。一日(いちにち) 何回(なんかい)も 水分(すいぶん)を 取(と)る。
○ 朝(あさ) 起(お)きた とき と 寝(ね)る 前(まえ)は、水分(すいぶん)を 取(と)る。
○ たくさん 汗(あせ)を かいた 時(とき)は、塩分(えんぶん)も 取(と)る。
■エアコンや 遮光(しゃこう)[光(ひかり)を 遮(さえぎ)る]カーテン、すだれを 使(つか)う
○ 部屋(へや)に 温度計(おんどけい)を 置(お)く。ときどき 部屋(へや)の 中(なか)の 温度(しつど)を 測(はか)る。
○ エアコンや 扇風機(せんぷうき)を 上手(じょうず)に 使(つか)う。
○ カーテンや すだれは 太陽(たいよう)の 光(ひかり)を 遮(さえぎ)る ので、使(つか)う。
■自分(じぶん)の 体調(たいちょう)を 考(かんが)えて 服(ふく)を 決(き)める。保冷剤(ほれいざい)[冷(ひ)やす もの]を 使(つか)う
○ 通気性(つうきせい)の よい[風(かぜ)や 空気(くうき)が 通(とお)りやすい)]、吸湿(きゅうしつ)・速乾(そっかん)[汗(あせ)を 吸(す)い取(と)り やすく、乾(かわ)きやすい]の 服(ふく)を 着(き)る。
○ シャワーや 保冷剤(ほれいざい)などを 使(つか)って 体(からだ)を 冷(ひ)やす。
■「自分(じぶん)は 暑(あつ)さに 強(つよ)い。大丈夫(だいじょうぶ)」と思(おも)わない
○ 外(そと)で 作業(さぎょう)を する 時(とき)は、特(とく)に 注意(ちゅうい)する。
○ 出(で)かける 時(とき)は 通気性(つうきせい)の よい服(ふく)や、吸湿(きゅうしつ)・速乾(そっかん)の 服(ふく)を 着(き)る。帽子(ぼうし)や 日傘(ひがさ)も 使(つか)う。
○ 天気(てんき)のよい 日(ひ)の 午後(ごご) すぐの 外出(がいしゅつ)は、なるべく 少(すく)なく する。
<「熱中症(ねっちゅうしょう) かな?」と 思(おも)う 人(ひと)がいたら>
- 涼(すず)しい 場所(ばしょ)に 移(うつ)す。
- 服(ふく)を 脱(ぬ)がせる。身体(からだ)を 冷(ひ)やす。
- 水分(すいぶん)・塩分(えんぶん)を 飲(の)ませる。
- 自分(じぶん)で 水(みず)を 飲(の)むことが できない 時(とき)や 意識(いしき)が ない時(とき)は、すぐに 救急車(きゅうきゅうしゃ)を 呼(よ)ぶ。(TEL:119)
<小(ちい)さな 子(こ)ども、お年寄(としよ)り は、特(とく)に 気(き)を つけましょう>
- 小(ちい)さな 子(こ)どもは 体温(たいおん)の 調整(ちょうせい)が うまく できません。注意(ちゅうい) してください。また、小(ちい)さな 子(こ)どもは 地面(じめん)に 近(ちか)い ところに います。昼間(ひるま)は 太陽(たいよう)の 光(ひかり)で 地面(じめん)が 熱(あつ)く なり、大人(おとな)より 温度(おんど)が 高(たか)い ところに います。
- お年寄(としよ)りは、暑(あつ)さを 感(かん)じ にくい です。身体(からだ)の 熱(ねつ)を 下(さ)げ にくいので、熱中症(ねっちゅうしょう)に なりやすいです。
※熱中症についての多言語情報は、島根県環境生活部文化国際部よりご提供いただきました。