熊本地震での外国人被災者支援への寄付金について
- 公開日:2016年05月20日
4月14日から熊本で断続的に発生した大地震は多くの被害を出し、当地震で被災した外国人住民に対しても生活再建のための多岐に渡る対応が求められております。このような状況の中、当協会では、(一財)熊本市国際交流振興事業団が設立した「熊本地震外国人被災者支援基金」(5月12日開設)に賛同し、現地での救援・復興事業を支援するため、寄付金箱を設置することとしました。
ご支援いただいた寄付金は、(一財)熊本市国際交流振興事業団に寄付させていただきます。
【現金寄付金箱】
山口県国際交流協会にて「熊本地震外国人支援寄付金箱」を設置します。
平成28年5月21日(土)~ 6月30日(木)
※物資は受け付けません
<お問い合わせ先>
(公財)山口県国際交流協会(山口市水の上町1-7 水の上庁舎3F)
TEL:083-925-7353 FAX:083-920-4144 Email: yiea@yiea.or.jp
下記の通り、(一財)熊本市国際交流振興事業団では、本件への寄付金を下記のとおり、金融機関で直接受け付けております。(以下:熊本市国際交流振興事業団HPより抜粋)
名称 熊本地震外国人被災者支援基金
受付期間 平成28年5月12日(木) ~ 当該復興支援が終わるまで
<受付方法>
【金融機関での受付】
銀行名 肥後銀行
支店名 熊本市役所
科目 普通
口座番号 1367175
口座名義 財)熊本市国際交流振興事業団 理事長 吉丸良治
ザイ)クマモトシコクサイコウリュウシンコウジギョウダン
リジチョウ ヨシマルリョウジ
【現金寄付金箱】
熊本市国際交流会館1,2階の「熊本地震外国人支援寄付金箱」を設置します。
平成28年5月12日(木) ~ 6月30日(木)
○使途
- 外国人被災者のこころのケア等の相談会の実施
- その他、外国人被災者への言語、生活サポート全般
- 外国人被災者を支援している団体への協力
○経緯
一般財団法人熊本市国際交流振興事業団は、4月14日(木)21:30、16日(土)1:30に熊本を震源地にM7以上の発生した時、15日(金)1:00am、16日(土)4:00amに熊本市防災計画に基づき、熊本市と連携をはかり、外国人対応避難施設を熊本市国際交流会館に開設しました。16日(土)4:00amからは30日(土)まで24時間の避難所運営を継続しました。
途中、九州ブロックの地域国際化協会、多文化共生マネージャー全国協議会の支援、協力を得て、20日からは熊本地震災害多言語支援センターを立
ち上げ、熊本市国際交流会館外の各避難所での在住外国人被災者支援、災害情報の英語、中国語、韓国語への多言化、当該事業団のホームページやFacebook等での情報発信を行いました。
支援活動経緯で、母国から離れ、また地震を経験したことがない在住外国人の精神的な不安、住居破損への対応等で言語の違いや複雑な制度手続が大きな障壁となっていることが明らかになってきました。5月1日(日)に開催した外国人被災者への生活相談会では居住に関する相談を中心に44件、また、8日(日)に第2回目の相談会では50件の相談がありました。第2回目の相談会では、地震へ不安・恐怖、不眠、子どもたちの変化(無口になった、一人で眠れない)等、こころの不安に関する相談が増大しました。明らかに、継続的な相談会と個別の相談体制が不可欠となっています。
そこで、「熊本地震外国人被災者支援基金」を創設し、当該外国人の生活復興を支援していきます。