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YIEAからのお知らせ・イベント

日本語ボランティアスキルアップ研修会を開催しました!

  • 公開日:2017年09月19日

9月12日(火)に日本語ボランティアとして活動をしている方を対象にした「日本語ボランティアスキルアップ研修会」を開催し、25名の方にご参加いただきました。講師は(公財)東広島市教育文化振興事業団で多文化共生コーディネーターとしてご活躍されている間瀬尹久さんです。

 

はじめに、「地域の日本語教育をどう組み立てるか」と題し、ご講演をいただきました。近年の外国人の動向や、多文化共生の視点から見る地域の日本語教室についても触れながら、東広島市で実施されている子ども向けの日本語教室や交流型の日本語教室など、東広島市の日本語教育の様子も教えていただきました。

 

後半はワークショップで、「私たちの教室はここがいい!」「どうしたらもっと良くなる?」「今すぐできること」という3つのテーマについて、グループに分かれて話し合いました。「私たちの教室はここがいい!」では、教室の参加者や講師の雰囲気の良さ、工夫されたテキスト、スタッフの良さ、授業以外の楽しい活動があることなどがあげられました。「どうしたらもっと良くなる?」というテーマでは、日本語教室の人手不足を解消する、学習者のニーズを知る、日本語教室の認知度を上げる、関係団体との連携といった意見が出ました。「今すぐできること」では、日本語教室をPRするためのSNSの活用、スタッフのスキルアップの研修会を開く、学習者のメンタルケアなどが挙げられました。

 

参加者の方からは、「他の教室の人と交流ができてよかった」「講師の方の言葉が印象的だった」「自分たちの活動を振り返る機会になった」と好評でした。参加者の皆さんの地域の日本語教育に対する情熱が伝わってきて、あっという間の3時間の講座でした。

 

山口県では現在、8市・10団体の日本語教室があります(下関・宇部・山口・萩・防府・岩国・周南・山陽小野田)。地域に住む外国人にとって、基礎的な日本語を学ぶことができる日本語教室は無くてはならないものですが、スタッフの人手不足に悩んでいる教室も多くあります。基本的に日本語で日本語を教えますので、外国語の能力や特別な資格は必要ありません。外国人住民に日本語を教える日本語ボランティアの活動に関心のある方は、一度日本語教室を見学してみませんか。当協会またはお近くの日本語教室にお気軽にお問い合せください。

 

*外国人のための日本語講座

http://www.yiea.or.jp/foreigners/nihongo_kouza.html

 

 


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