日本語ボランティアスキルアップ研修会を開催しました！
- 公開日：2016年08月19日
８月９日（火）に日本語ボランティアとして活動をしている方を対象にした「日本語ボランティアスキルアップ研修会」を開催し、２２名の方にご参加いただきました。
はじめに、講師のＮＰＯ法人多文化共生リソースセンター東海代表理事の土井佳彦さんに「日本語ボランティアの可能性～みんなのための“活動計画”を立ててみよう～」と題し、ご講演をいただきました。総務省が平成１８年に発表した「地域における多文化共生推進プラン」の概要や、日本語教室の目的や対象について様々な角度からお話をしていただきました。
後半はグループに分かれ、それぞれの日本語教室が抱える課題とその解決方法について話し合いました。課題としては、日本語ボランティア・アシスタント・運営サポーターの不足、日本語教室の周知の仕方、教室運営のための資金や会場が不十分といった意見が多く挙げられました。
山口県では現在、８市・１０団体の日本語教室があります。地域に住む外国人にとって、基礎的な日本語を学ぶ日本語教室は無くてはならないものですが、スタッフの人手不足等の課題に直面している会場も多くあります。基本的に日本語で日本語を教えますので、外国語の能力や特別な資格は必要ありません。外国人に日本語を教える日本語ボランティアの活動に関心のある方は、ぜひ当協会またはお近くの日本語教室にお気軽にお問い合せください。
＊外国人のための日本語講座
http://www.yiea.or.jp/foreigners/nihongo_kouza.html
