【新年のご挨拶】
- 公開日:2016年01月05日
昨年は、新語・流行語大賞に選ばれた「爆買い」に象徴されるように、外国人旅行客が著しく増加した年となりました。また、山口市きらら浜で開催された世界スカウトジャンボリーでは、世界155の国と地域から集まった3万人を超える青少年と県民との交流が県内各地で行われ、世界を身近に感じるまたとない機会となりました。
こうした中、県内には人口の約1%を占める約1万4千人の外国人の方々が在住されており、教育、医療、防災など生活の様々な場面において、在留外国人の方々が暮らしやすい地域づくりを進めて行くことが求められています。こうした取組を進めるに当たっては、日本人と外国人がお互いの文化的違いを認め合い、対等な立場で地域社会を作っていこうとする「多文化共生」の考え方が重要となってまいります。
当協会は、国際交流・協力の取組とともに、「多文化共生社会」に向けた様々な事業を推進してまいりますので、一層の御支援・御協力をお願いします。
公益財団法人山口県国際交流協会 理事長 村 岡 嗣 政