【報告】留学生ホームビジット交流・ホストファミリー登録説明会
- 公開日:2015年04月15日
4月11日(土)に「留学生ホームビジット交流」のホストファミリー登録説明会を当協会の交流ラウンジで開催しました。
当日は14家庭、23名の方に参加していただきました。
最初に「留学生ホームビジット交流」について、協会から説明をした後に、2年連続でホストファミリーになっていただいている浜西里香さん・博之さんご夫妻に「ホストファミリー体験談」をお話していただきました。交流の際の写真を見ながら、留学生と一緒にベトナムのフォーを作って食べた様子や、一緒にお祭りに参加した様子や、萩焼を作った体験などを写真を見せながらお話していただきました。浜西さんご一家には複数の留学生を受け入れて頂き、組み合わせた留学生のお友達も一緒に交流するなど、賑やかな交流をされています。
浜西里香さんは、「留学生が前向きなのでとても刺激になり、自分も前向きになれる。息子が外国語に興味を持つようになった。この事業にチャレンジして本当に良かった」とおっしゃっていただき参加された皆さんは、熱心に耳を傾けておられました。
また、山口県国際交流員のチ・ウニさん、キラ・アダムスさん、マリア・ルビオさんには「異文化交流体験談」を中心に、日本に来たときに感じた事や楽しかったこと、嬉しかったことを話してもらいました。
たとえば、韓国のウニさんは、韓国と日本の料理を比較して似ているようで味が違う話。
アメリカのキラさんは、初めて会った日本人に「日本語が上手ですね」「箸の使い方が上手ですね」と言われることが多いが、アメリカでは5歳の子どもでも箸が使えるので、「外国人だから・・・だろう」という先入観を持たずにコミュニケーションを取る方が良いし、「外国では・・・ですか?」と聞かれることも多いが「外国」という名前の国は存在しないので「あなたの国では・・・」とか「アメリカでは・・・」という聞き方のほうが好ましいという話。
スペインのマリアさんは、家庭にホームスティした時に、家族の一員として扱ってもらったり、今もメールの最後にはいつも「日本のお父さん・お母さんより」と書かれていることが本当に嬉しいという話など、実になるお話をたくさん聞くことができました。
説明会の終わりに質問コーナーを設けて、参加者の皆さんに質問していただきました。中には「我が家は、普通で面白くないのでは?」という質問があり、交流員が「日本では当たり前かもしれないことが、私たちにはとても面白いのです」と答えるなど、素朴な疑問をすっきり解消していただけたようでした。
毎年、留学生の参加希望者がホストファミリーの数を上回って、交流できない留学生がいます。週末などお互いの都合の良いときに交流できる「留学生ホームビジット交流」のホストファミリーに多くのご家庭に登録していただくことをお願いします!
※交流の形は、宿泊を伴わない日帰りの交流です。
「留学生ホームビジット交流」の今後のスケジュールは、次の通りです。
■4月25日(土) ホストファミリー参加申込書提出期限
■5月中旬 組み合わせ決定後、ホストファミリーと留学生に組合せ決定通知
■5月30日(土) 周南地域の対面式(徳山大学 10時~11時)
■5月30日(土) 防府地域の対面式(山口短期大学オープンカレッジ 14時~15時)
■6月 6日(土) 下関地域の対面式(下関市立大学教室 14時~15時)
■6月13日(土) 宇部地域の対面式(山口大学常盤校舎 10時~11時)
■6月13日(土) 山口地域の対面式(山口県国際交流協会 14時~15時)
■6月~9月末 交流期間(10月以降は自由交流)
■10月~12月 アンケート提出依頼→回収
★「留学生ホームビジット交流」の詳細と申込方法は下記のページをご覧下さい。
https://yiea.or.jp/wp/wp-content/uploads/2015/03/20/「平成27年度留学生ホームビジット交流」のホ/