【報告】留学生ホームビジット交流のホストファミリー登録説明会レポート
- 公開日:2017年04月19日
4月15日(土)に「留学生ホームビジット交流」のホストファミリー登録説明会を当協会の交流ラウンジで開催しました。
当日は19家庭、14名の方に参加していただきました。
最初に、「留学生ホームビジット交流」について、概要やスケジュールなどの事業の説明しました。
次に、昨年はじめてホストファミリーになっていただいた田村めぐみさんに体験談をお話ししていただきました。
<田村さんのお話しの内容>
★海外でのホームステイをしたことがあり、わずかな期間にも関わらず、色々な事に前向きになることができ、周りからも変化を認められた経験から、中学生の娘にも英語で実際に会話できる環境作りをしたかったこと。
★テレビで東京でのホームビジットの事を知り、山口にもあるのかな?と調べてみたら山口県国際交流協会で同じような企画の募集をしていることがわかり、すぐに申し込んだこと。
★ホームステイとなると期間も限られ、仕事をしているとなかなか引き受けられないがホームビジットなら敷居も低く参加しやすい。
★色々な文化を知る良い機会。
★事前に申込書に希望を記入できたので、家族の状況や希望に合う留学生を紹介してもらえたこと。
★実際の交流は、留学生が遊びに来て一緒に食事をしたり、買い物に行ったり、普通のお友達と同じように過ごしていること。
★食事も特別なメニューというより、普段食べているものを出し、少し日本らしいものを添える程度。
★受け入れたのが、中国からの留学生で、同じ東洋人ということもあり、生活様式にもあまり差がなかったので、あまり構える必要がなかったこと。
田村さんの自然体での交流のお話しに、参加された皆さんは、熱心に耳を傾けておられました。
次に、山口県国際交流員のアメリカ出身のローラ・リーさんとスペイン出身のマリア・ルビオさんに、外国人の立場から、「異文化交流体験談」として、日本に来たときにびっくりした事や、欧米と日本の習慣の違いや、外国人受入でよく生じる誤解、高知県、長野県、鹿児島県、神奈川県、兵庫県でホームステイを体験した時のホストファミリーとの様子について紹介していただきました。
また、なぜホームビジット交流がオススメなのかについて、「留学生にとっては、教室の中では絶対に学べない文化や習慣を経験するだけでなく、実家から何千キロも離れている国で“ただいま!”といえるところがあるのは本当に素晴らしい」とコメントしていただきました。
また、ホストファミリーを検討中の家庭に向けて、「お互いの文化を理解し合い尊敬することができ、日本の家庭を紹介するチャンス。コミュニケーションを取って、広い心で楽しもう!」とアドバイスがありました。
国際交流員のお話の中でとても印象的だったのは、名前で呼び合ったり、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんなど、家族のように呼び合うと早く親しくなれるので、早い時点でお互いになんと呼び合うのか決めておくと良いことや、「顔が小さいですね!」という日本人からのほめ言葉が、最近まで分からなくて、自分の顔と体のバランスが変なのかと悩んでいたという話題でした。
ローラさんとマリアさんのお話は、大変興味深く、面白く、ホストファミリーを検討されている方々にとって、とても参考になったと思います。
「留学生ホームビジット交流」の今後のスケジュールは、次の通りです、
4月22日(土) ホストファミリー参加申込期限
5月中旬 組み合わせ決定後、ホストファミリーと留学生に結果通知。
5月20日(土) 防府地域の対面式(山口短期大学オープンカレッジ 10時~11時)
5月20日(土) 下関地域の対面式(下関市立大学 14時~15時)
5月27日(土) 周南地域の対面式(徳山大学 10時~11時)
5月27日(土) 山口地域の対面式(山口県国際交流協会 14時~15時)
6月10日(土) 宇部地域の対面式(山口大学常盤キャンパス 10時~11時)
6月~9月末 交流期間(10月以降は自由交流)
10月~11月 アンケート提出依頼
毎年、留学生の参加希望者がホストファミリーの数を上回って、交流できない留学生がいます。週末などお互いの都合の良いときに交流できる「留学生ホームビジット交流」にぜひお申し込みをお願いします!
※交流の形は、宿泊を伴わない日帰りの交流です
★「留学生ホームビジット交流」の詳細と申込方法は下記のページをご覧下さい。