【報告】留学生ホームビジット交流のホストファミリー登録説明会レポート
- 公開日：2016年04月19日
４月１６日（土）に「留学生ホームビジット交流」のホストファミリー登録説明会を当協会の交流ラウンジで開催しました。
当日は１０家庭、１９名の方に参加していただきました。
最初に、「留学生ホームビジット交流」について、説明をした後に２組のファミリーの交流の様子を紹介しました。
まず、昨年はじめてホストファミリーになっていただいた末廣晃代さんからは交流している写真をプロジェクターを使って見せながら、お子さんのために交流を始めたことや、留学生と一緒に餃子を皮から作って食べた様子、お子さんの運動会で留学生も一緒に応援する様子などをお話ししていただきました。「交流は楽しい事ばかりだったが、もう少し日本の文化や伝統を留学生に伝えれば良かった」と反省もありましたが、楽しそうなお話しに、参加された皆さんは、熱心に耳を傾けておられました。
また、2月にご主人の仕事の関係で県外に引っ越しされた永田かなえさんからは、メッセージとして、音声を入れたスライドで体験の様子を皆さんにお伝えしました。
永田かなえさんは、転勤族なので純粋に山口でお友達を作りたくてこの事業に参加されたそうです。留学生から、外からしか見たことのなかった山口大学の学園祭に招待されて体験したこと、「狐の足あと」「湯田温泉酒祭り」に一緒に参加したことが本当に楽しかったとのことです。また、2才のお子さんが留学生（李可さん）のことが大好きでとても懐いておられたようです。
いつか留学生の母国に家族で訪れたいとおっしゃっていました。
次に、山口県国際交流員のアメリカ出身のローラ・リーさんに、外国人の立場から、「異文化交流体験談」として、日本に来たときにびっくりした事や、アメリカと日本の習慣の違いや、高知県・鹿児島県・長野県でホームステイを体験したときのホストファミリーとの様子を紹介していただきました。
また、ホームビジット交流に参加する留学生の理由について、
◇上手に日本語を話せるようになりたい
◇日本の家庭や生活を味わいたい
◇日本人をもっと理解したい
◇母国の家族に会えず寂しいので、日本人とのつながりを作りたい
◇地元の人しか知らないその場所の良いところや美味しい食べ物・名物などを知りたい
など、日本や山口県に興味を持つ理由は山ほどあるし、そこでしか経験できないことをしたいと思っているとお話ししていただき、「留学生ホームビジット交流」は日本の家庭はどんな感じなのかを見せるチャンスであり、良い交流にするためには、何かを一緒にしたり、気持ちを遠回しに言わず、はっきり伝える方が良いというアドバイスもありました。
ローラさんのお話は、ホストファミリーを検討されている方々にとってとても参考になったと思います。
「留学生ホームビジット交流」の今後のスケジュールは、次の通りです、
４月２３日（土） ホストファミリー参加申込期限
５月中旬 組み合わせ決定後、ホストファミリーと留学生に結果通知。
５月２１日（土） 周南地域の対面式（徳山大学 10時～11時）
５月２１日（土） 山口地域の対面式（山口県旧県会議事堂 14時～15時）
５月２８日（土） 宇部地域の対面式（山口大学常盤キャンパス 10時～11時）
５月２８日（土） 防府地域の対面式（山口短期大学オープンカレッジ 14時～15時）
６月１１日（土） 下関地域の対面式（下関市立大学 14時～15時）
６月～９月末 交流期間（10月以降は自由交流）
１０月～１１月 アンケート提出依頼
毎年、留学生の参加希望者がホストファミリーの数を上回って、交流できない留学生がいます。週末などお互いの都合の良いときに交流できる「留学生ホームビジット交流」のホストファミリーにぜひ登録をお願いします！
※交流の形は、宿泊を伴わない日帰りの交流です
★「留学生ホームビジット交流」の詳細と申込方法は下記のページをご覧下さい。
https://t.co/MTMsym8s8r