『OLÉ!マリアと一緒に情熱スペインへの旅』が始まりました♪
- 公開日:2016年04月13日
4月9日(土)に外国文化講座『OLÉ!マリアと一緒に情熱スペインへの旅』第1回目を実施しました!
本講座は、スペイン出身の県国際交流員マリア・ルビオさんを講師にお招きして、スペイン文化を知り、体験しながらスペインへの理解を深めていく全3回の講座です。
今回は、「スペイン人ってどんな人?」をテーマに、参加者の持つスペイン人に対するステレオタイプを洗い出し、ロールプレイやプレゼンテーションを参考に、習慣や人間関係、仕事への姿勢や物事の価値観に触れ、スペイン人の現実について見つめ直しました。
スペインでは、実家から独立=「一人前」「自由」「憧れ」という概念よりも、「お互いにお世話がし合える実家暮らしは幸せなことである」という考えが根付いており、3世帯で暮らしている家庭が多いそうです。
また、スペインのスーパーでは、客はレジ打ちの方との会話を楽しみにしていることから、日本のマニュアル化された接客はとても衝撃的だったようです。日本生活において、お互いに顔見知りで挨拶し合える関係性が残る商店街の存在が、とても貴重に感じられるとのことでした。
後半では、スペイン人誕生~老後までのモデルケースを紹介しました。「スペイン人は積極的で、能力がイマイチだと思っても自信を持ち、どんな経験も勉強になると確信を抱きながら頑張っていく。」という言葉がとても印象的でした。本講座で新たな価値観に触れ、自分の人生を豊かにすることができる機会となれば嬉しく思います。
次回の講座では、姉妹州ナバラの独特な文化を知り、その中でも民謡を唄う体験をします。また、スペインで流行している日本文化紹介や日本人が見たスペインという切り口で、スペイン留学経験者に語っていただきます。