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YIEAからのお知らせ・イベント

「外国人住民のための防災教室(周南市)」を実施しました!

  • 公開日:2017年10月19日

 

10月8日(日)に周南市徳山保健センターで「外国人住民のための防災教室」を開催し、外国人参加者27名(中国・台湾・カンボジア・ベトナム・タイ・スペイン・アフガニスタン・ネパール)、日本人ボランティア1名に参加していただきました。今回の防災教室は周南市と共催で開催しました。

 

最初に、NPO法人日本防災士会山口県支部周南地区分会の防災士の城浩之さんに昨年度県と協会で作成した「外国人住民のための防災ハンドブック」を元に、日本で起こる災害やその対策についてお話をいただきました。これまでに実際に起きた災害の動画を沢山見せていただきながらの大変分かりやすいお話で、より災害についての危機感が持てる防災講話でした。

 

次に、周南市消防本部の方から119番通報を習いました。ペアになって実際に119番の通報の練習を行いましたが、いざという時に自分の住所やその時の状況を伝えられるように準備しておくことが大切だと思いました。

 

休憩の後、アルファ化米、災害備蓄用パン、乾パンなどの非常食を試食してみました。皆さん初めてアルファ化米食べたようですが、美味しいと大変好評でした。最近ではアルファ化米でハラール認証(イスラム教の方が食べることができるもの)の商品も多いようです。

 

非常食を食べ終わった後に、実際の緊急地震速報の音源を流して、机の下に潜って地震がおさまるまで身を守る練習をした後、屋外まで避難訓練を行いました。

 

避難訓練の後は、煙ハウスの体験と、消火訓練を行いました。消防署の方から、火事の時の避難で気をつけるポイントや消火器の正しい使い方を教えていただき、皆さんとても真剣に聞いていました。

 

参加者の皆さんからは、「友達にも今日学んだことを伝えたい」「色々な防災の知識を勉強できた」「他の参加者とも友達になれた」「火事や地震のときの逃げ方が分かった」等の感想をいただきました。

 

今回の防災教室の開催にあたり、ご協力をいただきました周南市消防本部、NPO法人日本防災士会山口県支部の皆様に心より感謝申し上げます。

 

今後も当協会では、災害時に外国人を弱者にしないための取り組みを推進していきます。外国人住民を対象に防災教室を開催したい、多言語非常付き防災グッズを借りたい(無料です)、災害時に外国人を支援する方法を知りたい等ございましたら、国際交流協会までお気軽にお問い合わせください。

 

また、「外国人住民のための防災ハンドブック(やさしい日本語・英語・中国語・韓国語・タガログ語・ベトナム語)」及び「緊急カード(やさしい日本語・英語)」は県国際課のホームページからダウンロードできます。ぜひご活用ください。

 


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