フォトランゲージは写真教材で、フォト(photo/photograph)は写真、ランゲージ (language)は言語という意味です。視覚言語で語られた画像(写真)の中に写 しと られたものやメッセージ、サイン、そこから想像されるイメージなどを読み解いてい きます。写真は強いインパクトを与え、一見わかりやすいコミュニケーションの道具 ですが、言葉(文字)の説明がないと誤解を与えたり、未消化でおわったりする危険 性も含んでいます。  視覚教材や視覚資料は、従来から話し手(教師や講演者など)が解説の補助材料と して用いてきました。この場合、聞き手や学習者は一方的に見るだけに終わったり、 見ることと考えることが有機的に結びついていなかったりしがちです。そこで、フォ トランゲージは、写真を見ながら考える、想像する、感じる、質問する、話し合う、 批評する、発表するといった活動を取り入れ、参加型学習を促すように作成されてい ます。 また、この写真教材は「地域からの国際協力フォトランゲージ」というシリーズの一 つです。山口県で活動を続けているNGO団体(Non-governmental Organization:非政 府組織)の協力を得て、地域や学校、社会教育や学校教育、生涯教育などのさまざま な場で利用していただくことを願って作成されました。「中国」、「タイ」、「ベト ナムI」、「ベトナムII」、「モルディブ」、「パレスチナ」、「ケニア」がありま す。現地からの実物を集めた「文化の箱」もありますので、あわせてそちらも利用し てください。写真を見てから実物を手に取るのもよいし、実物を見てからさらに写 真 を見て考えてみるのもよいでしょう。