(公財)山口県国際交流協会からのお知らせ

「外国人に伝わる!やさしい日本語講座」を開催しました①(長門市)

6月15日(土)に長門市で「外国人に伝わる!やさしい日本語講座」を開催し、27名の方にご参加いただきました(共催:山口県・長門市)。

 

「やさしい日本語」は普段私たちが使用している日本語を外国人にも伝わりやすいように配慮して簡単にしたものです。阪神・淡路大震災の際に、必要な情報が外国人に十分に届かなかったことをきっかけに提唱されるようになりました。外国人だけではなく、子どもや高齢者などにも分かりやすいものとして注目されています。

 

講師は(公財)兵庫県国際交流協会の外国人県民インフォメーションセンタースペイン語の通訳相談員・社会福祉士の村松紀子さんにお越しいただきました。

 

講師の講演では、相談員や通訳者としての長年の豊富な経験に基づき、外国人の在留資格のことや、通訳者に通訳してもらう際に留意することなどについてお話いただきました。

 

また、「やさしい日本語」で書いたり話したりする際のポイントとして、必要な情報に絞る、主語をはっきりさせる、カタカナ用語は避ける、擬音語・擬態語・幼児語などは使わない、年月や日時の表現に注意すること等、たくさんの例を挙げながらご紹介いただきました。

 

最後に、グループ毎に「この先右折禁止」という表示をやさしい日本語で表示を作るワークを行い、県国際交流員にどの表示が分かりやすいと思うか、実際に意見をいただきました。

 

最後に、村松講師から、多文化共生のためにはお互いによく話し合って落としどころを探し、話し合いの手間を惜しまないことが大切というアドバイスいただきました。

 

日本に在住する外国人の方も多国籍化しており、すべての言語に通訳・翻訳対応することは難しく、日本に住む外国人住民の共通語としての日本語を「やさしい日本語」で伝えることは非常に有効です。ぜひ「やさしい日本語」をご活用ください。