(公財)山口県国際交流協会からのお知らせ

災害時の外国人支援講座(山口市)を実施しました!

1月27日(土)の宇部市での開催に続き、2月10日(土)に「災害時の外国人支援講座」を山口市で開催しました(主催:山口県・山口県国際交流協会、共催:山口市)。当日は防災関係者や国際活動団体の方、行政職員など、23名の方にご参加いただきました。

 

はじめに、講師のNPO法人多文化共生マネージャー全国協議会理事の明木一悦さんに、「災害時、互いに支え合うために」と題し、ご講演をいただきました。熊本地震や広島土砂災害での外国人の支援活動のご経験から、災害時に外国人を支援する際に気をつけておきたいこと、自主防災組織や消防団に外国人を巻き込むことの大切さ、外国人を要援護者から支援者にする取り組みの重要性などについてお話いただきました。また、講師が所属するNPO法人安芸高田市国際交流協会では、他県の国際交流協会と広域多市のパートナーシップ協定を結んでいることや、地元の社会福祉協議会と災害時の外国人支援に係る協定を結んでいることなど、先進的な事例もご紹介いただきました。

 

講演の後、「外国人住民と共に地域力で災害に備える」をテーマに、HUG(避難所運営ゲーム)のワークショップを行いました。HUGはある市の避難所運営を任されたという想定の下で、次々にやってくる避難者の状況や要望を考慮しながら、迅速かつ適切に対応する術を学ぶゲームです。ワークショップでは、外国人だけではなく、旅行者が被災したケース、障害者への配慮、ペットと一緒に避難所に避難して来た人への対応など、それぞれのグループで避難者をどのように体育館に配置するか、個々のケースにどのように対応するかなど、避難者の特性に配慮した避難所運営の仕方について学びました。

 

参加者の皆さんからは、「外国人も支援に参加してもらうという視点を初めて知った」「(外国人等への掲示に)ピクトグラムはぜひ利用したいと思った」「HUGを初めて体験して、緊急時に瞬時にいろいろな事を判断するのがいかに難しいか実感できた」「日頃から外国人のコミュニティを作り情報交換を行うことが大切」等のご感想をいただきました。

 

来年度も当協会は県内の自治体と連携しながら、「災害時の外国人支援講座」や「外国人住民のための防災教室」を引き続き開催していきます。

 

平成28年に県と作成した「外国人住民のための防災ハンドブック(やさしい日本語・英語・中国語・韓国語・タガログ語・ベトナム語)」及び「緊急カード(やさしい日本語・英語)」もぜひ地域でご活用いただければ幸いです。

http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a12900/bosai-handbook/bosai-handbook.html